B4の卒業研究で制作を行った。
先行研究としてスマートフォンと卓球を融合したエンタメスポーツ「Ping x Phone」が存在する。
スマートフォンを活用した理由としてはセンシング及びフィードバックが同時に行える為である。
利用しているスマートフォンのセンサは加速度センサである。
この研究の一環として「卓球 x リズムゲーム」のエンタメスポーツリズムラリーを提案した。
利用するスマートフォンはラケットに利用するスマートフォン(以後クライアントデバイス)2台以外に音源再生用のスマートフォン(以後ホストデバイス)1台の計3台である。
リズムラリーの全体の流れを示す。
クライアントデバイスで卓球を行いヒット判定が起きた場合に判定時の時刻を同時に取得する。
その時刻とデバイスのIDをホストデバイスに送信する。
ホストデバイス側では音源を再生するが指定されたタイミングで別の効果音を出力する(指定されたラリータイミングをユーザに把握させるため)。
また、効果音を出力する際に同時に現在時刻を取得する。
ホストデバイス側ではクライアントデバイスから送信された時刻とホストデバイス側で取得した時刻を比較し、リズムゲームにおける判定を行う。
判定結果によって違うフィードバックをホストデバイスから出力する。
最終結果はホストデバイスから確認ができる。デバイスIDはクライアントデバイスに表記されているのでどちらのリザルトかはすぐに分かる。